ご依頼をいただいた件の続き


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先日絵の依頼をいただき値段交渉をしましたが、気持ちよく値段は気にしたいで描いてくださいとのことで、ご依頼を受けたところまでお話ししました。

いよいよ制作開始なのですが、さっそくお写真を送っていただきました。


モデルさんの情報は書けませんが、とても素敵なモデルさんでした。

届いた写真はスマートフォンで撮られたということで、画像自体が小さいもので

PCに転送して引伸ばしても細かいところがよく見えないのと、構図ということはあまり考えないで撮られたようです。


まあモデルさんのお顔がはっきりしていたので後は私の努力次第ということで頑張ります。

納期までは約一か月でした。

その間ご依頼者としては、気になっていることと思いましたので、作品のあたりを付けたところで

一度メールして見ていただき、描くにあたっての私としてはこんな気持ちで仕上げたいということ

描くための手法の解説などをしたのと、

私が人物のご依頼を受けるとき、可能であれば聞かせていただくのはモデルさんの年齢・お名前・です。

昔から、モデルさんのお写真で描くときは、お名前を時々写真に向かって話しかけながら描くのが癖なのです。

以前、匠に教わったことを実践しているのですが、作品をただ描くだけではなく、どんな風に描くのか。

どんな気持ちで描くのか。

その思い入れた感じをちゃんとした表現で相手に伝える。

それを繰り返しながら作品のお渡しまでに、クライアントと画家の気持ちを繋げていく。

それがとても安心していただいたり、気持ちを盛り上げてくれたり、期待を高めてくれたりと

本来の作品以上にその作品のストーリーが込められたものに仕上がります。

そして作品の持ち主が、他の人にそれを説明していると、さらにその作品に持ち主の気持ちが入り

とても大切にしていただける。

そしてリピートにつながると。

また描き手も気持ちを伝えながら描くことで、さらに作品が生きた意味のあるものに変化していきます。

テクニックがあり、上手な画家は星の数ほどいます。

そんな土俵で少しでも生き残るために私は気持ちとストーリーを大切に望んでいます。

その後進行具合をメールでお伝えしながら、作品を描き進めました。

それがとても安心していただいたようで、よかったと思います。


次の記事ではお渡しのことが書けると思います。

日常がアート生活

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